えー、前回の続きです。
ベイカーパンツのどこが魅力なのか?というお話でしたが、一言でいうとそれは『色落ち』です。
コットンサテンの裏側(テカテカしてない方)を表向きに使った『バックサテン』で作られるベイカーパンツ(年代によりごくたまにバックじゃないサテンの物もあり、それはそれでレア)。
穿き込むと、横方向のムラ糸が色落ちして浮かび上がってきます。
コレが非常にカッコイイ。
デニムのタテ落ちの愛好家はたくさんいますが、僕は同じぐらい好きです。
しかも同じ年代の物でも値段が全然安い!
今回、'60〜'70年代の生地も縫製も良かった頃のモノを厳選して取り揃えております
(この後、だんだんステッチが省略されたり、生地が綿ポリになったりしていきます。
デニムやワークウェアなんかと同じ歴史の流れですね)。
ウチの事務所周辺では、ざっくり『ナイスベイカー』と呼んでいます。
逆に、『あんまりナイスちゃうベイカー』とかも(笑)。
皆さんもこの機会に1本、『ナイスベイカー』を自身のワードローブに加えてみてはいかがでしょうか?
きれいにアタリの出た中古も良いし、生デニム感覚でデッド状態から育て上げるのも楽しいですよ。
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