USアーミーの作業用パンツ、『ユーティリティ・トラウザーズ』。
『ベイカーパンツ』の呼び名の方が一般化してるので、そう呼んだ方がピンと来るかも。
個人的にカーゴポケットが苦手なので、緑のパンツと言えばベイカー派。
穿き込むごとに、緯(横)のムラ糸が色落ちしてきて、
デニムの「タテ落ち」ならぬ「ヨコ落ち」を見せてくれるバックサテン生地は軽くてしなやか。
「それちょっとデカ過ぎない?」ってレベルのバックポケットも、シンプルな着こなしにインパクトを与えてくれます。
そんな実用的(= Utility)な!
ベイカーパンツの!
デッドストックが!
入荷しましたよ〜!
しかしちょっとコレがワケあり品でして……。
Deadstock U.S. Army Utility Trousers(デッドストック U.S.アーミー ベイカーパンツ)
作っては見たものの、工場のミスや輸送上のトラブル、元の生地のコンディション等で傷モノとなり、米軍ミルスペック的にリジェクトされたミリタリーウェア。
そんな、いわゆるファクトリー・アウトレット品のようなものを「捨てるのももったいないしなぁ」とストックしていた倉庫から、約40年の時を経て、バイヤーが発掘してきたデッド品です。
といっても、そこまで大幅な失敗をしているワケではなく、言われなければ気づかないようなものや、ちょっと直せば穿けるかな?程度のモノばかり。
こんな感じの織り傷や、
擦り傷。
コレなんかは「おい!ベルトループずらすの、そっちじゃなくね?」って気づいて付け替えたっぽい痕跡。
大体この程度なので着用には問題ないかと。
バッキバキのデッドストックであることを考えると、お値段控えめで嬉しいですよね。
ていうかホントに未使用・未洗い。
濃すぎて見えにくいので、画像はちょっと明るめにしてるぐらいです。
デッドから自分の体型に合わせて『ヨコ落ち』させるのも、デニムのような楽しさです。
サイズも完璧。レングスもベストな29が勢揃い。
股上が異常に深いから、コレでちょうど良い感じになるんですよね。
問題の箇所には、こんな風に赤い矢印で説明していますので、チェックしてみてください。
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