《STILL BY HAND》の取り扱いがスタートしました

最近は、文房具とか、電源タップ、水筒などの雑貨部門に力が入ってましたが、実は基本的には洋服屋を目指しているEight Hundred Ships。
というワケで、若干の軌道修正。今回は、新しく取り扱いのスタートした洋服ブランドのご紹介です。

《STILL BY HAND》さんは、日本のファッション・ブランド。
「いまだに手で」というブランド名が示す通り、いろいろな人の手を経て生み出される、暖かみのある洋服作りをテーマとしています。
素材、シルエット、ディテールワークなど、着ていく中で初めて気づくような、小さな工夫を盛り込んだデザインが特徴です。

今回入荷したのは、今すぐ使える長袖シャツ2型。
どちらも洋服好きなら「マジで!?」と驚くこだわりのディテール、でも引くところは引いて、盛り込みすぎないバランス感覚、そして意外と手頃なお値段と、かなりオススメな商品です。

STILL BY HAND / ガーゼ袋縫いシャツ ホワイト
STILL BY HAND / ガーゼ袋縫いシャツ サックス
各 ¥15,750

薄いガーゼ生地を2枚仕立てした、柔らかな印象のシャツ。
襟、袖口、前立て、裾などを袋縫いにし、極限まで縫い目を減らしたデザインが、見る人に不思議な感覚を与えます。

そして全体のポイントとなる、胸のポケットフラップ。
フラップも当然のごとく袋縫いです。
フラップを収納すると、両玉縁のウェルトポケットになって、さらにスッキリ見せることも。
2枚仕立ての生地の間をポケット袋として利用しているので、着ててゴロゴロしません。
これはイイですね。

ガーゼと言っても、マスクに使うような荒目のものではなく、ブロードなどに近い雰囲気の、目の詰まった生地なので、ナチュラル系な『ゆるふわ感』はナシ。
薄くて軽いのに、しっかりとした印象です。

こちらのシャツを使って、コーディネートを組んでみました。

シャツが袋縫いなので、パンツは逆に、『縫い過ぎ部門代表』のペインターパンツを。
コレでスラックスなんかだと、かわいすぎますもんね。
カーゴやベイカーなどの、ミリタリー系のパンツも良いと思います。

シューズは、ウォッシュ加工が施されたVANS Authentic。
そしてアクセントに《tamaki niime》のストール。

各アイテムの素材感、柔らかさ・硬さの印象をバランスよく配分してみました。

STILL BY HAND / リネンシャツ
¥15,750

正面から見ると、普通のリネン素材のボタンダウン・シャツ。

でも後ろから見るとラグランスリーブ。
ヨークもプリーツも無く、コーチジャケットやブルゾンのような印象。

別にふざけてるわけじゃなく、『スプリット・ラグランスリーブ』と呼ばれる伝統的な仕様なのです。
コートやスポーツジャケットなどに、よく見られるデザインですが、あえてBDシャツ、しかもリネン100%でやってしまうとはオシャレ。
着ているだけで、気分はファッション事情通です。

こちらもコーディネートを組んでみました。

あえて、「白シャツ」+「チノパン」+「ブラウンのレザーシューズ」という、超王道コーディネート。
でも、横や後ろから見ると……？という少しだけツイストしたスタイルが好印象。
こちらでも《tamaki niime》は外せません。

今ぐらいの完全に暑くなる前や、8月あたりの「真夏の格好には飽きたけど、秋物着るにはまだ暑い」ぐらいの時期に、こういうファッションで攻めると、かなりカッコイイと思います。


AWからも《STILL BY HAND》のアイテムは入荷予定なので、そちらもご期待ください。