GENTRY - Number 3, Summer 1952(ジェントリー・マガジン 1952年夏号)
1951〜1957年の間に全22号発行されていた、メンズ向け季刊誌、『GENTRY』。
記事や広告の内容と連動して、本物の生地見本や、木版画、毛針までもが突然貼付けてあったりする、自由すぎる構成で広く知られ、半ば伝説的な存在の雑誌です。
デザイナーやファッション関係者にもコレクターが多く、《Engineered Garments》デザイナーの鈴木大器氏も、インスピレーション元として公言しています。
ちなみに22冊全部揃うと、こんな感じになるみたいです。
From the Desk of… Bergdorf Goodman's Mimi Fukuyoshi | A Continuous Lean.
今回、GENTRYとしてはかなり初期の、1952年夏号(第3号)が入荷してきました。
本来、このページの釣り糸の先に、
本物のフライ(毛針)が付いているそうなのですが、残念ながら紛失のようです。
こんな感じで、雑誌のあらゆるページに生地が貼付けられています。
数カ所、切り抜かれたあとがありますが、全体的には60年前の本とは思えないグッドコンディション。
ラッセル・ライトの食器など、当時の広告も見どころになっています。
GENTRY - Number 3, Summer 1952(ジェントリー・マガジン 1952年夏号)
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