チノパンは好きなので、色々気にして見ているのですが、なかなか良いのがありません。
最近のチノパンは、光沢や密度を競う方向に走りがちですが、光沢が欲しかったら、最初からDickiesみたいな綿ポリのパンツを穿きます。
逆に、変な加工で変な色落ちのチノも嫌いです。硫化染めナントカとかどうでも良いです。
あと、シルエットが細すぎるのもダメですね。
チノパンはある程度太さが無いとかっこ悪い気がします。
変なアレンジがされてなくてシンプルなデザイン、でも細部が現代的にリファインされている。
好きな要素が適材適所に配置されてて、太めのシルエット。
そういう『普通にイイ』チノパンないかな〜?
って思ってたら凄いのが入荷してきました。
欲しかったのはコレですよ、コレ!
太め・短めの『チノパンらしい』シルエットが好印象な、《STILL BY HAND》の最新チノが入荷しました。
「パリッときれいめに」をコンセプトとしているので、ハリのあるセルビッチ付きチノクロスを使用し、あえての未洗い納品。
旧力織機でゆっくり織られる生地なので、洗濯後の雰囲気も楽しみです。
この「9.5分丈」みたいな絶妙なレングスも素敵ですね。
チノのデザインは、巻き縫いの『41カーキ系』か、割縫いの『45カーキ系』に大きく分類されるのですが、このチノパンは、両者を程よくミックスさせたグッドデザイン。
さらにフランス軍カーゴパンツのようなフロントポケット周りのデザインも持ち込まれています。
さすが《STILL BY HAND》です。
生地の端のパイピング処理や、アクセントカラーを使った下糸など、見えない部分の仕上げも完璧。
さりげない、生地と同色の耳なので、ロールアップも恥ずかしくありません。
この、裾上げ幅の狭さもロールアップ向きですね。
《STILL BY HAND》さんのルックブックより(画像のカラーは当店未入荷です)。
それなりに足の長い方が穿くと、クロップドっぽいレングスになって、これはこれでいい感じ。
ローファーなどのレザーシューズや、定番デザインのシンプルなスニーカーに合わせたいパンツです。
カラーは、ありそうでないダークめなカーキ(ベージュ)と、こちらもなかなか良い物に出会えない『紺チノ』ことネイビー。
経済的に余裕があれば、2色購入する事を強くオススメ致します!
裾上げしなくていいし(笑)。
STILL BY HAND / セルビッチ・チノパンツ Beige
STILL BY HAND / セルビッチ・チノパンツ Navy
各16,800円(税込)
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