Friday, February 18, 2011

【立ち読み】Checkmate Vol.8 1976年1月号

『Checkmate(チェックメイト)』と聞くと、鈴木一真、大沢たかお、村上淳、松岡俊介らがモデルとして活躍していた'90年代を思い出してしまいますが、今回入荷したのはもっと初期の1976年のもの。

参加メンバーや路線的に、かなりMEN'S CLUBを意識していたようです。
でも正統派のメンクラに対して、結構軟派というか下世話なノリが(特にモノクロページに)ちりばめられていて、それはそれで好印象。
今読んでみると非常に面白いです。

『伊藤紫朗のアメリカ・メンズショップめぐり』

今みたいな不思議な路線になる前の、本格高級スポーツ&アウトドア専門店だった頃のアバークロンビー&フィッチを取材した貴重な記事です。

9階建てのフロアにスポーツ・キャンピング・グッズ、アウトドアウェア、オリジナルブランドのウェア(本格ブランドへの別注品多数)が揃う夢の空間!

5th×Madisonというニューヨークのど真ん中で、ライフルまで売ってたらしいです。

麻雀まで。


『TOTAL $33.30 LOOK』

全身1万円以内でのコーディネート企画。
当時のレートが$33.30=10,000円って事ですね。


なぜかモデルがジョニー大倉と遠藤賢司だったりします。

『ファッション人間登場』には桂三枝師匠!
「新婚さんいらっしゃい」、「パンチDEデート」、「ヤングおー!おー!」、「花の駐在さん」など、TVレギュラー番組10本を抱える売れっ子だった、若かりし頃の三枝師匠がファッションを語ります。

「スーツ、ブレザー合わせれば、月に最低二着はつくりまんな。全部オーダー・メイドで、予算は一着十万円前後。全部合わせりゃあ、まあ百着はかるく越しますやろなあ」

当時の雑誌にはイラストで構成された記事が多いのも特徴です。
コチラは穂積和夫先生の『帽子を被って「男」になろう』。

帽子特集……だよね?(笑)

その他、若者の憧れだった高級オーディオ特集など、幅広い内容でお買い得な1冊となっています。

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