Friday, July 29, 2011

Behanceとは何か?

「おい、先週から急にビハンスビハンス言うてるけど、"Behance"って何やねん?」という方もいらっしゃるかと思いますので、今日はその辺りのご説明を。

簡単に言うと、『クリエイター向けの様々なサービスを提供する企業』ですね、ハイ。

一番有名なサービスは"Behance Network"
あらゆるジャンルで活躍するクリエイターのためのポートフォリオ(作品集)共有サイトで、ココに自分の作品を載せておくと、各種有力Webメディアなどに取り上げられ、一気に有名になれたり、他業種の方から「あなたのテイストが欲しいので一緒に仕事しましょう!」という依頼が来るなどのチャンスが増えます。

そういう仕事をしてなくても、見てるだけで面白いですし、Behance.netを直接チェックしてなくても、実は他のデザイン系ネタサイトなんかで無意識に見てる場合が多いです。
最近だったら、ウォークマンやモトローラなどのレトロ系ガジェットのカラフルなペーパークラフト、"Back to Basics"や、『あの御方』の口元っぽいドライヤー、"Darth Hairdryer"なんかが話題になってましたね。


イラストレーター向けの"Illustration Served"、ファッションデザイナー向けの"Fashion Served"、写真家向けの"Photography Served"など、ジャンル別に枝分かれしたサイト群は圧巻です。
個人的にはタイポグラフィー専門の、"Typography Served"が好きでたまに見てます。
たまに無料フォントの情報もあったりしてお得な気分です。


これらあらゆるジャンルで活躍するクリエイター向けの読み物サイトが"The 99%"

Behance主催のセミナーでのありがたいお話の動画など、考え方のヒントになりそうなコンテンツが満載です。
英語なんで読んで理解するのはちょっと難しいんですけど……。
ちなみにサイト名は、発明王エジソンの言葉、『天才は1%のひらめきと99%の努力』に由来します。


そして"Action Method"

オンライン版は共同作業中の別の誰かとプロジェクトを共有したり、編集権のある他人の書き込んだアクション(依頼)を、そのまま自分のアクションステップとして追加したり出来ます。

しかし残念ながら、コレも基本的に英語のみのサービス。
日本語で直感的に使うには紙製品版がオススメです。


と、このように高感度なクリエイター達を様々な角度から支援するBehanceさん。
道理で製品もカッコイイはずですね。

自分もホントにこういったスケジュール管理とかが苦手なので、Outfitterシリーズをひとつ購入して、活用してみたいと思います。
種類が豊富なので、どれが良いか迷いますけど。
おなじみの手帳サイズ(9×14cm)の『Action Cahier(アクション・カイエ)』かな?

Monday, July 25, 2011

Action Method(アクション・メソッド)とは何か?

ついに入荷したBehance Outfitterのノート類。

これらが単なるノートやメモ帳ではない事は前回お伝えしましたが、今回は
じゃあ一体なんなのか?
どういう考え方に基づくアイテムなのか?
そして具体的な使用法について説明致します。


"Getting Things Done"

2002年、デビッド・アレン(David Allen)氏が著書、『仕事を成し遂げる技術 ―ストレスなく生産性を発揮する方法』の中で提唱した、GTD(Getting Things Done)という仕事管理術。
要するに、やるべき事を書き出して、リスト化することにより、より実務に集中するという方法ですが、
特に順序や計画などを決めつけず、とにかくすぐ終わる事はすぐやる、「えーっと、なんだっけな〜?」程度の事はもう考えるだけムダだから考えない、などの柔軟な姿勢もポイントです。

このGTDは世界中で大ブレイク。
様々な関連書籍や関連グッズが誕生しました。

Behanceが提供する"Action Method(アクション・メソッド)"もそのひとつ。
オンライン版、モバイル(iPhone/iPadアプリ)版、そして紙製品版を連携させることで、より効率的にアクションを遂行していく事が可能です。


"Action Method(アクション・メソッド)"の基本的な使い方



1. Action Step

右側の色付きのところがアクション(やるべき事)を書く欄。

○○さんに電話をかける
○○さんにファイルを送る
○○さんのプレゼントを買う

など、行動すべき事をリスト化して書きます。
実行したらチェックボックスに印をつけます。

2. Backburners

アイデアの中から出てきて、アクション・ステップになる前の段階のものはココに。
やる事予備軍。
仕事のネクスト・バッター・サークル。

3. References

メモ、関連リンクや関連事項、資料、スケッチなどのアイデアを書くスペース。


もうひとつの発明、"Dot Grid(ドット・グリッド)"

ノートは、無地、罫線、方眼などが用意されていて、使う人が目的に合わせて選択するのが一般的なのですが、「ワシは文字もデザイン画もグラフっぽいのも全部書きたいんや!」という場合、どれかひとつを選ぶのは難しいですよね。

そこでこの"Dot Grid(ドット・グリッド)"!

等間隔に並んだドットによるガイドで、自由なライティングを実現。
さすがイラストレーターやタイポグラファー(フォントデザイナー)なども視野に入れたBehanceならでのアイデアです。

実はあの世界的に有名なオレンジ色のパッドよりBehanceの方が数年早かったのは知る人ぞ知る事実でございます。


Action Method用のシリーズと、Dot Grid中心のシリーズをご用意しましたので、お好きな方をお選びください。
Dot Grid Cahier(ドット・グリッド・カイエ)Dot Grid Journal(ドット・グリッド・ジャーナル)には、アクション・ステップごとにはがして好きな場所に貼れる"Action Sticker(アクション・ステッカー)"が付属しているので、さらに自由なメモ構成が楽しめます。


と、いろいろ書いてみましたが、基本的には「なんかこのノート、イケてるな〜」程度の認識で十分です。
世界中のクリエイターが愛用する、Behance Outfitterの製品に是非触れてみてください。

Friday, July 22, 2011

Behance Outfitter

ニューヨーク発、Behanceの手掛ける紙製品シリーズ、"Behance Outfitter"のノート類の取り扱いがスタートしました。

っていきなり言われても何の事だかさっぱりの方がほとんどだと思います。

この製品に関しては、
「Behanceとはいかなる機関なのか?」
「Behanceの提供するタスク管理サービス、"Action Method(アクション・メソッド)"とは何なのか?」
「"GTD - Getting Things Done"という考え方」
「方眼を超えるドットマトリックス、"Dot Grid(ドット・グリッド)"って何だ?」
「New Leaf Paperってどんな会社?」
「『持続可能性(Sustainability)』って何?」
「紙の漂白方法:塩素と過酸化水素について」

などなど、かなりいろんな事を説明しないとダメなんですが、
アイテムを一見してもらえれば、コレがどれだけ機能的で、デザイン製も高く、環境に配慮された製品なのか、わかっていただけると思います。

いや、ちゃんと後日順を追って説明いたしますよ。

というワケで、とりあえずこちらの製品ページをご覧ください。

Behance Outfitter : Eight Hundred Ships & Co.

こちらもBOOKMAN同様、日本初登場です。

「とっくにどこかやってるだろ〜」と思って調べてみたらどこもやってなかったので、
直接連絡して交渉してみました。
研究機関みたいなところにしては、かなりフレンドリーな対応でありがたかったですね。
ありがとう、そしてお待たせしましたアリソンさん!(完全に私信)

「他人が持ってなくて、機能的でかっこいいノートってないかな〜?」と常々お探しの方は、是非チェックしてみてください。

Tuesday, July 19, 2011

夏のオススメ "Loomstate"のBLANK Crew Tee




Loomstate(ルームステイト) BLANK Crew Tee
¥3,990(税込み)

セール、モアセール、立ち上がりと、なにかと騒がしいシーズンではありますが、
この暑さの中、やはりシンプルで飽きの来ないウェアに目がいってしまいます。

要するにTシャツ。それも無地。
局地的ブーム中のポケTeeもいいですが、インナー使いの事を考えると、肌触りが良く、スッキリしたシルエットのモノがベストです。
何枚あっても困らない、というか何枚かないと困る!
なんか良いの無いかな〜?

……あ、ウチにありました。

Loomstateの無地Tee、その名も"BLANK"(超そのまま)。
100%オーガニックコットン使用、発色の良い染料もオーガニックという自然派ボディが最高の着心地を約束します。
いやコレ、マジで気持ちいいですよ。
多分ね、今まで触ったTシャツの中で一番柔らかいと思います。

しかもその辺のセールプライスをも凌駕する、税込み3,990円!
お値打ち品とはこの事です。

この商品、リピーターさんや、住所の近い方々からの連続購入が多いのも特徴です。
実際に触ってみて「うぉっ!」ってなるんでしょうね。ありがとうございます〜。

たくさん買って毎日楽しめる、全10色展開でお待ちしています。

Thursday, July 14, 2011

BOOKMANのBookman Light

き、来たでーっ!

スウェーデンの新しい自転車アクセサリーブランド、"BOOKMAN(ブックマン)"から、Bookman Light(ブックマンライト)が入荷しました。

ある製品による一人勝ち感の強い自転車用LEDライト界にどうも馴染めないというか、別にそんなスポーティーにされてもねぇ…、オレの自転車バネ入り革サドルやし……、と常々思ってたところを直撃されたこのデザイン。
ええやんええやん。めっちゃシンプルやん。

コレはもう見つけた瞬間、「ウチがやるしかないな」と思い、拙い英文メールで交渉開始。
意外とあっさり話がまとまり(まだ日本に代理店とか無いっぽいです)、輸入に成功致しました。

日本初登場です!
おそらく。

デザインは究極にシンプル。
四角い箱に、大きなラバーのボタンが1つ、LEDが1つ、ゴムひもとくぼみ。
そんだけ。

ふざけた感じにも見えますが、性能面も申し分なく、しっかり全天候対応の防滴性能。
コイン型リチウム電池(いわゆるボタン電池)2個で強力な光を放ちます。

さすがデザイン大国・スウェーデン。
Happy Socksといい、IKEAといい、一体なんなんだ、このセンスの良さは。
どうかしてるぜ(褒)。

前後(白色LED/赤色LED)セットなのも嬉しいポイント。
バラ売りで揃えるの面倒ですもんね。
パッケージングもグッドです。

本体カラーはブラック/ブルー/グリーン/イエローの4色展開となってます。
2人で買って、前後色違いにしてみるのもいいかも。

ちなみにこのBOOKMANさん。
このライトが最初の製品で、今のところコレしか発表されていません。
完全な青田買い気分でどうぞ。
メジャーになったら「ワシが育てた!」と豪語できます(笑)。

Monday, July 11, 2011

世界のFactoryから

気づけば世界各国から様々なアイテムが集まってきているEight Hundred Ships & Co.
ココでちょっとおさらいしてみましょう。


アメリカ

Mark McNairy(マーク・マクネイリー)』 ニューヨークが拠点。"New Amsterdam"はNew Yorkの18世紀頃の呼び方。シャツはアメリカ製。シューズ類はイングランド・メイドで、一説にはSandersのファクトリーでは?とのこと。

Loomstate(ルームステイト)』 こちらもニューヨーク。母体はデニムブランドのRogan。生産は、高品質なオーガニックコットンの栽培地、ペルー、トルコ、アフリカ、インドなどで行われています。

U.S.ARMY & U.S.NAVY(アメリカ陸軍&海軍)』 ブランドではありませんが、今風のファッションに取り入れやすいカーゴパンツやレザーシューズなどのミリタリーアイテムもセレクト。全品当然のようにアメリカ製です。

その他、アメリカを代表する『Sharpie(シャーピー)』や、『PAPER MATE(ペーパーメイト)』などの文具ブランド、『Red Kap(レッドキャップ)』や『INDERA(インデラ)』などのワーク系ブランドからも、名品をチョイスしています。


イギリス

Tricker's(トリッカーズ)』 UK代表はトリッカーズ。英国王室御用達クオリティをあなたに。


スウェーデン

Happy Socks(ハッピーソックス)』 北欧生まれのポップなソックス・ブランド。秋冬も取り扱い継続予定です。ということで、今ある柄やカラーリングは今だけかも?製造は30年以上続くトルコの家族経営の工場で行われています。

Skandinavisk Hemslöjd(スカンジナヴィスク・ヘムスロイド)』 北欧の遊牧民発祥の木製カップ、Kåsa(コーサ)もスウェーデン製。


トルコ

Kilim(キリム)』 「トルコ」、「遊牧民」といえば、中東の遊牧民が手織りするキリム製品も見逃せません。イームズハウス気分で是非。


ドイツ

TAPIR(タピール)』 ドイツ中部の小さな村からスタートした、天然素材にこだわるレザーケア・アイテムのブランド、『タピール』。ソニアさんの本にも載ってましたね。


フランス

Wichard(ウィチャード)』 この手の船舶系グッズメーカーは各国にあるんですが、さすがフランス。仕上げの美しさが違います。


日本

JIVA(ジーバ)』 企画は日本ですが、素材の特性に合わせてインド、ネパール、インドネシアなど様々な国で作られるJIVAのストール。レディース・ストアで展開されるイメージの強いブランドですが、メンズもチェックしとかないともったいないです。

この他、『Hexico(ヘキシコ)』、『This is...(ディスイズ)』、『doesnotmanufaact(ダズノットマニファクト)』など、関西をベースに、独創的かつハイクオリティな物作りを続けるブランドも多数セレクトしています。


そしてこの後は……

「またまた北欧スウェーデンから、おそらく日本初登場となる、アレにアレする人は(法的な意味で)全員必携のアレが!?」
「もう今までのヤツには戻れない……画期的に機能的、かつカッコ良すぎるアレ from New York(こちらもおそらく日本初登場)」

が入荷予定。
この2つは日本に代理店が無く、直接交渉&輸入したものなので、猛プッシュ攻勢させていただくつもりです!

Wednesday, July 6, 2011

Dead Stock U.S.NAVY Safety Chukka Boots


Dead Stock U.S.NAVY Safety Chukka Boots(デッドストック U.S.ネイビー セーフティチャッカーブーツ)

先週から続く、怒濤のARMY-NAVYデッドストック・アイテム入荷ラッシュ。
今日は珍しいチャッカーブーツのご紹介です。

U.S.NAVYのセーフティ・チャッカー・ブーツ。
要するにつま先にスチールキャップの入った作業用安全靴なんですが、コレがなかなかカッコイイ。

オイルをたっぷり含んだ厚みのあるレザーのアッパー、油や薬品と接触しても溶けにくいオイルレジスタント・ソールと、
エンジニア系ワークブーツの雰囲気を持ちながらも、チャッカーなので気軽に履く事が出来ます。
最近主流の短めレングスのパンツに合いそうですね。

1995年納品、あの『信頼の』CRADDOCK-TERRY社製です。

Monday, July 4, 2011

U.S.NAVYのDRESS OXFORD SHOESが再入荷しました

'70s Dead Stock U.S.NAVY Dress Oxford Shoes (Leather Sole Era)(デッドストック USネイビー サービスシューズ レザーソール)

人気のUSNドレスシューズ(サービスシューズ)が再入荷してきました。

今回の目玉はやはりこのレザーソール・モデル。
'70〜'80年代初頭頃まで採用されていたディテールで、その後ゴム製のソールに切り替わります。

ソール以外は'80〜'90年代のラバーソールのものとほぼ同じ仕様です。
天候によって履き分けるのも良いと思います。

コントラクトナンバー入りの実物で、1975年 ALTAMA DELTA社製ということが分かります。

ちなみに、「ALTAMA DELTAってどんな会社だろう?」と調べてみると、現在も軍や特殊部隊用のコマンドブーツをアメリカ国内で作り続けている、ハードコアな軍用品メーカーでした。
http://altama.com/

なかなか出てくることの無いレザーソール時代のデッドストック。
サイズの合う方はぜひ押さえておいてください。

ソールの保護・お手入れには、TAPIR / Leder Sohlen Pflege (Leather Sole Care)(タピール/レザーソールオイル)をどうぞ!


そしてしばらく売り切れていたラバーソール・モデルも再入荷。
この機会に画像も撮影し直しました。

Dead Stock U.S.NAVY Dress Oxford Shoes(デッドストック USネイビー サービスシューズ)

ゴム底なので突然の雨でも平気です。
アッパーもガラスレザーで結構雨や汚れに強いですよ。

しばらくは、あえてオイルなどを使わずブラッシングのみのお手入れで『シワ入れの儀』を楽しんでみてください。
シワが入ってトゥが反ってくると格段にカッコよくなります。

こちらも納入業者は見事にバラバラ。
気になるので、それぞれどんな会社か調査してみました。

"Clarksville Footwear"は現在、どうやら"munro"というレディースシューズのブランドになってるみたいです。
社名も変わっちゃってますね。

"Wolverine World Wide"といえば、あの"Wolverine"を筆頭に、こちらも軍用タクティカルブーツでおなじみの"Bates"、プレッピーな"Sebago"や"Hush Puppies"、アウトドアサンダルの"Chaco"、そして"Merrell"等を擁する一大シューズカンパニー。
そういえばアメリカのアウトレットモールに、この手のブランドが1店舗に揃ってるテナントが必ず入ってますねー。
U.S.NAVYの靴まで作っていたとは……。

そしてデッドストック・サービスシューズ界においてNo.1のシェアを誇る"Craddock-Terry Inc."。
デッドでもユーズドでも出てくるのはほとんどこのブランド。
僕たちは、見かけるたびに「信頼のCraddock-Terry社製」と勝手に呼んでいます(笑)。

このCraddock-Terry社、1888年創業の超老舗メーカーなのですが、実は現在の所在がよくわかりません。
倒産したとか、分裂したとか……?
しかし元・工場の建物を利用した"Craddock-Terry Hotel"なるホテルが営業中。
天井の高いレンガ造りの建物に、看板や室内小物まで『靴』をテーマにした装飾がちりばめられた、良い雰囲気のホテルとなっています。

あと、Flickrでコレとは別の工場跡も発見。
一時期、世界第5位のシューメーカーとして名を馳せていたらしく、こういった大規模な工場跡が残っているようです。

以上、ブランド情報でした。

ヒールもバラバラ!
でもラスト(木型)や製法はミルスペックで厳重に管理されているので、履いた感じは大体同じです。

Friday, July 1, 2011

U.S.ARMYのジャングルファティーグ&ユーティリティパンツ

「定期的に買い続ける」、「見つけたら買えるだけ買う」という根強いファンの多い、U.S.ARMYのジャングルファティーグ・パンツが久しぶりの再入荷。
しかもデッドストック!

リップストップ地のタイプです。
ベトナムのトロピカル・ウェザー(熱帯気候)に合わせて開発されたリップストップ・ポプリン生地は、軽くて涼しいので日本の夏にも適しています。

シームが『2本のチェーンステッチで巻き縫いのもの』と、『インターロック式のもの』の2種類あります。
共に1968年納品のGlenn Berry Mfrs., Inc製です。

同じ工場、同じ年式なのですが、上の画像からも分かるように生地のトーンにばらつきがあります。
「濃いのがいい!」、「薄い方が好きだ!」など、ご希望がございましたら、注文フォーム内の備考欄にご記入お願い致します。

サイズはすべて、「ウェストSmall、レングスRegular」です。


そして、コレまた定番人気のU.S.ARMYユーティリティ・パンツ(ベイカー・パンツ)も少量ながら再入荷。


出自がアーミーなのに、『NavalなボーダーTee&U.S.NAVYのレザーシューズ』なんていうマリンな組み合わせにもハマってしまう万能パンツとして大活躍のベイカーですが、なにやら1本、異色の作品が……。


元のオーナーにより、テーパード・シルエットにカスタムされたベイカーパンツ
アウトシームはそのまま、インシーム側で若干詰めて、シングルステッチで丁寧に巻き縫いし直すという手の込んだリフォーム。
かなり速い段階で改造したらしく、チェーンステッチでもないのに見事なパッカリングが出ています。

この裾の細さが、ロールアップしてクロップド気味に穿く際、かなり効果的に作用します。
要するに、生地感やその他諸々が奇跡的に現代風!
先見の明ありすぎです。
多分ブーツに入れたかっただけだと思うけど。

そういえば前にもこんなのあったなぁ。