Wednesday, February 17, 2016

1928年からラインマン向けの工業用トートバッグを生産していた工場が復活。Boston Bag Co.(ボストンバッグカンパニー)のThe Original Boston Bag。

BELL SYSTEM Lineman Tool Bag ※完売

Lineman's Tool Tote Bag ラインマンツールトート ※完売

Vintage Lineman Tool Bag ※完売

ウチで以前販売していた、こんなトートバッグを覚えていますか?
これらは電力線や電話線の工事作業員・ラインマン向けの、工具や資材を運ぶためのツールバッグです。

L.L.ビーンのトートバッグ(Boat and Tote)にも似ていますが、あちらは氷を運ぶためのアイスキャリー・バッグをルーツに、アウトドア用品を運ぶための改良を加えたものです。
ちなみにDANDUXのトートは、「Coal Bag(コールバッグ)」という石炭を運ぶためのバッグがオリジナル。
どうやら20世紀初頭の重いものを運びたかった人たちは、丈夫なキャンバス製のトートに行き着いていたみたいですね。

話を戻しますが、ラインマン向けのトートは全米に電力線、電話線が一気に普及した1930〜50年代頃が生産のピークであることと、基本的に作業員しか入手できなかったこともあり、現在では非常に希少な存在になっています。
また、製造していた会社や工場がはっきりしておらず、かなり謎の多い製品でした。

そんなラインマントートを生産していたメーカーが、このたび復活しました。

1928年にマサチューセッツにて創業した、ワイピングクロス、キャンバス製バフ研磨ホイールなどの製造会社、『Textile Buff and Wheel Co.』。
現在も頑なに自社工場での製造を続けています。

こちらが実は、ボストンの労働者のニーズに応えるため、創業当時から工業用キャンバス製バッグも生産していたのです。
しかも、小規模ではありますが、わりと近年まで生産は続いていました。

Lineman Tool Tote Bag ※完売

ハンドルがナイロン製になった、年代の新しいラインマントート。
こんな感じのものを、ごく最近まで細々と作り続けていたようです。

このぐらいの厚みのあるキャンバスを縫ったり、リベットを打ち込んだりできる設備というのは大変珍しく貴重な存在。
このまま消えていくのは非常に惜しいです。

しかし、「雰囲気の良いアメリカ製バッグを本物の工場で作りたい&家族経営の小規模なアメリカ製品メーカーの急速な減少を食い止めたい」というプロダクトデザイナー、Marie Thompsonの働きかけにより、2014年にバッグ生産ラインの拡大が決定。
バッグブランド《Boston Bag Co.》として復活を遂げました。

Boston Bag Co. / The Original Boston Bag ラインマントートバッグ
14,904円(税込)



当時製造していた工業用の大型トートバッグを再現した『The Original Boston Bag』。

本体には頑丈な22ozのキャンバスを使用。
重い工具や資材を運ぶのに適した短めのハンドルは、2枚重ねに縫製されたコットンのウェビングストラップ。
負担のかかる箇所は全て真鍮のリベットで補強されており、アウトドアブランドのトートよりも、さらにタフな現場での使用を想定したデザインとなっています。


本物を作っていた工場で作られた、本物にしか出せない雰囲気。
しかし、深さやマチ幅などのサイズ感は、現在の街やレジャーでの使用を考慮した設定になっています。

本物のラインマンバッグは現存数が少ない上に、たまに見つかっても油汚れやダメージがひどいものがほとんどです。
それがなんと新品で手に入るなんて。

普通の使い方なら50年は保ちそうなタフな佇まい。
これは手に入れておきたいですね。

Boston Bag Co. / The Original Boston Bag ラインマントートバッグ
14,904円(税込)

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