デニムパンツや軍パンなんかで、「穿き込むとキレイに色落ちしたり、パッカリングが出てカッコよくなりますよー!」っていうオススメコメントを書くことが多いんですが、コレは適当なことを言っているワケではなく、実際の経験に基づいています。
ということで、今日は自分が実際にデッドストック(新品)から穿き込んで色落ちさせたパンツをお見せいたしましょう。
先日入荷して、あっという間に残り1本にまで売れてしまった、'70sのU.S.ARMYベイカー(ユーティリティ)パンツ。
元は当然パリッパリの未洗いで、「これホントに柔らかくなんの〜?」と不安になるほど単調な素材に見えるんですが、大丈夫です。
ずっと穿いてるとこうなります。
最初にワンウォッシュ&乾燥機で詰めといて、その後はデニム気分で1ヶ月穿きっぱなし。
すると、シワになるところがこすれてアタリが出てきます。
ジーパンでいう、いわゆる『ヒゲ』も発生。
その後は適当に穿いては洗い、穿いては洗い……。
見事に自分仕様のユーティリティなパンツの完成です。
バックサテン地の醍醐味である、横方向のムラ落ちも完璧。
コレも先日入荷したものと同様、織りキズ入りでした。
しかも、ポケットの付け根の結構力のかかる部分だったのですが、特に穴が空くでもなく、そのまんま穿けています。
新品と比較すると、レングスもこれぐらい縮んでました。
'70sのベイカーは、裾に向かってテーパードしているシルエットなので、少し折って短めで穿くスタイルがキマリます。
当然デニムも穿き続けると変化します。
謎のブランド、TAURUSのデニムペインターパンツ。
この状態から色落ちさせるのは、かなりの難易度ですが、とにかく穿き続けてみました。
本当に作業用と称して、一時期毎日穿き続けた結果、なんだかスゴイ迫力の色落ちに。
月1回の洗濯で、1年ぐらい穿き続けたと思います。
前ポケットを無視してまで発生してくるヒゲに注目です。
並べて比べるとこんなに違います。
コレはちょっとやり過ぎたかもしれない……。
と、実際良い感じに変化するデニムパンツやミリタリーパンツ。
中古加工も日々進化してますが、デッドやノンウォッシュから、『育てる』気分で穿き込んでみるのも楽しいかと思います。
Thursday, September 22, 2011
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