トルコを中心とする中央アジアや西アジアにかけての乾燥地帯、草原地帯で生活している遊牧民が自分の家で使うために織った『キリム』。
パイル(毛足)のない平織りの敷物で、絨毯よりも古い歴史を持つと言われています。
そのキリムのマット(『キリム』自体が敷物の総称なので、キリム・ラグとかキリム・マットという呼び方はおかしいのですが…)と、オールドキリムを使用したクッションが入荷しました。
Kilim / キリム - Eight Hundred Ships & Co.
生産地によって異なる複雑な柄や、草木染めなどによる独特の発色で、欧米のインテリア界でも人気のキリム。
モダン・ファニチャーとの相性も良く、あのEames Houseにもふんだんに取り入れられていたのは有名な話です。
このリビングの奥の方のソファスペースに注目。
実はこうなってます。
(ちなみにこの人、イームズの娘さん)
ものすごい価値を持つヴィンテージも存在しますが、今回入荷したのはお手頃なミニサイズ。
家具の上などにも乗る大きさなので、気軽にキリム生活を始められます。
オールドキリムから良いトコどりしたカットキリムと、年代の新しいニューキリムがありますのでお好みでどうぞ。
オールドと言っても、テーブル文化の無い遊牧民の皆さんは、食事時に『食卓』として部屋の中央に敷いて、取り囲むように使う事が多いらしく、直接踏み歩いていないのでキレイです。
これ、キリム豆知識ね。
そしてこちらはカットしたオールドキリムで作ったクッションカバー。
45cm四方というクッション的に一番いいサイズに仕立ててあります。
コレも何種類か並べて置くと効果的。
個人的にもかなり欲しいアイテムです。
売れるな!でも売れないと困る!(複雑)
モダン・インテリアとキリムの組み合わせについては、このブログ記事が良くまとまってますよ。
style made simple: a never-ending love for kilim
必見です。
amazonで検索すると、洋書でもKilim関連の本が大量に出てますねー。
かなり奥の深い世界なので、ドップリいってみるのもよろしいかと思います。
そして、「そんなの知ってるわい!もっとマニアックなブツをよこしやがれ!」というそこのアナタ。
実は15〜20万円クラスのビッグサイズのものも入荷予定ですので、しばらくお待ちを。
Monday, June 20, 2011
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