『THE OFFICIAL PREPPY HANDBOOK』 &『オフィシャル・プレッピー・ハンドブック』2冊セット
"The Official Preppy Handbook", and the japanese edition of "The Official Preppy Handbook".
1980年に発行された『THE OFFICIAL PREPPY HANDBOOK』と、翌1981年に講談社から発行された日本語訳版、『オフィシャル・プレッピー・ハンドブック』が入荷しました。
プレッピー的ファッションから、持ち物、買い物をする店、読むべき本、乗るべき車、プレッピー用語など、プレッピーのあらゆる情報……というか生態?が解説された、まさに『公式ハンドブック』というべき内容の名著です。
「そもそもプレッピーって何よ?」という人に、まず見ていただきたいのが、この靴のページ。
バスのウィージャン、L.L.ビーンのラバーモック、ブルックス・ブラザーズのローファー、グッチのビットローファー、ホワイトバックス、L.L.Beanのモカシン、トップサイダー、トップサイダー・キャンバスデッキシューズ、トレトンのスニーカー、ウィングチップ、エナメルのパンプス。
この中のどれかか、その影響下にあるデザインの靴を持っていれば、この本は楽しめるはずです。
見事な日本語化。
『プレッピーの重ね着のルールでは、アウターウェアなど存在しないようなものなのです。なん重もの服の層があるだけです。プレッピーにとって、アウターウェアとは、たまたま、一番外側に着た単品です。』
プレッピーの休暇はスキー・ヴァケーション。
タートルネックの襟を折ってはいけないそうです。
とにかく異常に細かすぎるディテール解説。
もしかして、ちょっとプレッピーのことバカにしてんじゃないか?と思うほどの書き込みっぷりです。
ファッション以外のページも、終止この調子です。
バセット・ハウンドなら2匹、パグなら最低5匹以上飼いましょう。
ハンドバックの中身。
プレッピーのお買い物。
『本物のプレッピーは、衣類を普通のデパートやショッピングセンターで買ってはいけないという重荷を背負っています』ということらしく、一流専門店か、カタログ・ショッピングを愛用するみたいですよ。
この他、プレッピーにふさわしいお稽古ごと、インテリア、学生時代の脱線行為、プレッピー達のたまり場:都市別お店ガイドなどなど、とにかく圧倒的情報量となっています。
『THE OFFICIAL PREPPY HANDBOOK』 &『オフィシャル・プレッピー・ハンドブック』2冊セット
"The Official Preppy Handbook", and the japanese edition of "The Official Preppy Handbook".
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